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 教育費をうまく使う

 このページでは教育費の控除を中心に説明します。一般に米国税法上Resident 扱いを受けると、主に支払った授業料などをいろいろな方法で控除が可能です。これを使うことによって、税法上Resident として扱われるならば、米国への一時滞在者の家族などが大学などで学ぶ機会を 、大きくすることができるかもしれません。決して小さくない教育費の控除を知っておくことは無駄ではないと思います。

  •  授業料などの控除(米国税法上Resident のみ)

Tuition and Fees Deduction

 自分自身、配偶者、扶養者のために使った高等教育、専門学校などの授業料が最大4000ドル(2004年)まで控除が可能です。ただし、高額所得者(Single:65000ドル超、Joint:130000ドル超)になると 、この控除は2000ドルまでに制限されます。さらに高額所得者 (Single:80000ドル超、Joint:160000ドル超)になるとこの控除は使えなくなります。また、ファイリングステータスがMarried Filling Separately(夫婦個別申告)の場合は、この控除は使えません。ファイリングステータスについての詳細は、Filing Status について を参照ください。教育費の控除に関しては、Hope CreditやLifetime Learning Creditとの兼ね合いを考えて、どの控除を使うべきか検討する必要があります。また、これらの控除のために教育機関などから、フォーム1098Tがその証明として発行されます。

Hope Credit

 Hope Credit は、大学や職業訓練学校などの最初の2年間(the first 2 post-secondary education years)の授業料に適用され、Credit として税額から直接控除できるため、大きな節税になる控除方法です。生徒一人当たり最大1500ドルまで(最初の1000ドルまで100%、次の1000ドルまで50%)控除が可能になります。 ただし、少なくとも1学期間、ハーフタイムで就学している必要があります。高額所得者は段階的に控除額が減額されます。 なお大学院は対象にはなりません。

Life Time Learning Credit

 Life Time Learning Credit は、Hope Credit に比べて条件が緩くなりますが、最大2000ドル(最初の10000ドルのうち20%分)がCredit として税額から直接控除できます。これも高額所得者は段階的に控除額が減額されます。 例えば、支払った適格授業料の総額が10000ドルを超える場合などは、Life Time Learning Credit を使うのが最も節税になるケースが多いです。

 これらの授業料に関する控除には詳細なルールがありますので、実際にお使いになる場合は各Instruction を参照ください。

  •  仕事関連の継続教育費用(Job Education)

 職業上、その職務を維持するために必要な教育費用は、Itemized Deduction にて、AGI (Adjusted Gross Income)の2%を超える額が控除の対象となります。税法上Resident でStandard Deduction を使う場合は、当然この控除は使えなくなります。詳しくは、控除について(控除群2:Itemized /Standard Deduction) を参照ください。一般に、研究者などが学会に参加する費用などがこれに該当します。新しい職業への可能性を広げるもの、例えば、会計士がLaw School に通うなどは控除の対象にはなりません。また、その職業に雇用される上で最低限要求されている教育費用なども、この控除の対象ではありません。これ以外にも詳細なルールがありますので、実際にお使いの際は各Instruction などを参照ください。

  •  Student Loan Interest Deduction

     高等教育、専門学校などの授業料、寮費、食費、その他関連費用に教育ローンが充てられている場合、支払利息分が控除の対象となります。この場合、少なくともハーフタイムで就学している期間のものである必要があります。 この控除は、AGI (Adjusted Gross Income)の上での控除になるため、実際の節税額はこの控除に税額を掛け算するため、その分小さくなります。AGI (Adjusted Gross Income)の上での控除については、控除について(控除群1:Above the Line Deduction) を参照ください。


重要関連項目

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