時間管理のページ
ゆっくりやろうとすると早くできてしまう矛盾
ゆっくりやると仕事の効率が下がると思われがちですが、そうでない場合もあり得ます。今日のように社会のスピードが異様に早くなっている世の中では、スピードに呑まれてあせりの気持ちを感じ、前のページで述べた心理的な忙しさに取り付かれてしまうと、スマートに仕事をすることが難しくなります。しかも、忙しさを感じさせる要素があまりにもたくさん身の回りに実際存在します。Eメール、携帯電話、携帯パソコン、便利な道具はより人々の心のゆとりを奪っているような気がします。そんな中でゆっくりやろうとすると逆に早くできてしまうという不思議なことに、私はあるとき気づきました。それは、*「あくせくするな、ゆっくり生きよう」という本を読んだ後に分かりました。私が仕事が忙しくパニック状態に陥ったときに、いったん心をリセット(リラックス)し、どうせ急いでもできないものはできないし、ゆっくりやろうと自分に言い聞かせ、いざ仕事に取り組んでみると、とても落ち着いていてなおかつ、集中力が高まるせいか、どんどん仕事が片付いていくのです。しかもストレスに感じないでです。それ以来、忙しく感じてやばいと思った時は、必ず自動販売機にコーヒーを買いにいき、3分くらいゆっくりするようにしました。一度リラックスできると、頭がとてもクリーンになって、仕事の必要性や優先順位まできちんと見えるようになった気がします。(あくまで自分の内部でのことですが・・・)また、仕事を早く終えることができると、 いざ集中すればすぐにできるという心のゆとり(自信)ができるため、前述のプライベートの時間をうまく取り入れた時間管理もすんなりできるようになったと思います。皆様が忙しく感じたとき、一度ゆっくりやろうというマインドを試して頂ければ、 それを実感できると思います。
*「あくせくするな ゆっくり生きよう!」 リチャードカールソン著 主婦の友社
私は今でもこの本は自分のバイブルとして大切にしています。ゆっくり生きてみると何が起きるか? 今に集中することができるようになり、人生のいろいろな側面が明確に見えてくるような気がします。あのホームラン王の王選手が調子がいいときに同室のチームメイトに、「俺は今ボールの縫い目が見えるんだ」といったことがあるそうですが、これはゆっくり生きてみると集中力が高まる結果、いろいろなものが見えてくるといういういい例えになると思います。逆にいかに集中力を高めるかを考えたときに、気持ちにゆとりを持つことが大切なんだと思います。