ファイリングステータス(Filing Status)
米国税法上居住者(Resident)の場合は、ファイリングステータスを選択できる場合(既婚の場合など)があります。どのファイリングステータスが有利であるかを決定することは、節税上最も重要なことといえます。
非居住者(Non
Resident)の場合は、残念ながら選択の余地がありません。以下にそれぞれのファイリングステータスについて、説明します。
米国税法上居住者(Resident)の場合
年度末(暦年においては12月31日)において既婚者が夫婦で一通の申告書を作成する場合の申告資格です。Jont Return とも呼ばれます。一方に所得があって、他方に所得がない場合は、あたかも一人分の所得を2人分の所得のような税率 が適用されるために、税率的に最も有利な申告方法となります。この場合は、申告書に夫婦二人のサインが必要になります。
(補足)2002年までは、お互いに所得がある人同士で結婚した場合は、それぞれSingle で申告していたときよりも、合算申告することが不利に働いていました。これはMarriage
Penalty と呼ばれていました。ところが、ブッシュ大統領の大幅減税(米国歴史上3番目の減税)Job and Growth Tax Relief
Reconciliation Act of 2003 により、この不利な点が多少改善されました。
一般に不利なファイリングステータスとなります。例えば教育関連の控除やEIC
(Earned Income Credit)が使用できなくなる、また配偶者がItemized Deduction を選んだ場合は、Standard
Deduction が利用できなくなるなどの制限が生じます。税率 の面でもあまり有利でないファイリングステータスとなります。
未婚者で未婚の子供、孫など、もしくは、Dependent(扶養者)である3親等以内の親族を扶養している者が申告できる有利な申告資格。例外的に結婚していても、年の最後の半年以上別居している場合は例外的に未婚と同じように扱われるルールがあります。詳しくは、IRS Form 1040 Instruction
(PDFファイル)を参照ください。
(注意)Spouse の死亡年度は、Married Filing
Jointly (夫婦合算申告)として申告することができます。
上記のいずれにも該当しない場合はSingle となります。
米国税法上非居住者(Non Resident)の場合
米国税法上非居住者(Non Resident)として扱われる場合は、居住者(Resident)扱い時のMarried Filing
Jointly(夫婦合算申告)とは大きく条件が異なり、たとえ結婚していてもMarried Filing Separately(夫婦個別申告)と同じ税率
が適応されます。
基本的に居住者(Resident) のQualifying Widow (er) with
Dependent Child (寡婦、寡夫)と同じ要件を満たす必要があります。
上記のいずれにも該当しない場合はSingle となります。
 
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